文字と書のあゆみ ⑦ギリシア文字、ローマ字の誕生

右から左へ書かれたフェニキア文字。
学んだギリシア人は左から右へ方向を変え、2500年前にはローマ人がラテン文字(ローマ字)を生んでいます。
フェニキア文字と初期ギリシャ文字

始めは大文字だけ、語の分かち書きはなし。2000年前に小文字ができ、書きやすくなりました。クレオパトラはギリシア文字をパピルスに記し、ウクライナのキリル文字はこの系列に属します。
※分かち書き…語と語の間や、文節と文節との間を1字分空けて書くこと。
クレオパトラの文字(参考:大阪府立弥生博物館『世界の文字の物語』)

コメント

タイトルとURLをコピーしました