文字と書のあゆみ ㉑碑と刻石―漢代隷書

右は漢碑最後の華とされる曹全碑。左は風化した約20センチの字が入れ乱れる開通褒斜道(かいつうほうやどう)刻石。難所に道を開いた功で岩壁に刻まれ、苔むして忘れられ、1128年後に発されたものの、又苔に。
清代、嵐の後に姿を現わして世に知られた書。人の営みと自然の力に脱帽。

(参考:大阪府立弥生博物館『世界の文字の物語』)

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