文字と書のあゆみ ⑰文字の統一—小篆と筆の改良

紀元前221年、秦が諸国を統一し、文字と貨幣・長さ・重さの基準も制定。
李斯(りし)が小篆、蒙恬(もうてん)が筆の製作と伝わりますが、鹿毛と木軸で改良したようです。

甲骨文から1100年後の小篆。大篆の代表とされる秦の石鼓文(紀元前4~5世紀)が元になっており、一層縦長で均斉がとれ威厳ある姿をしています。篆書は印にも使われていますね。

(参考:大阪府立弥生博物館『世界の文字の物語』)

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