文字と書のあゆみ ⑯様々な金文--地方差、肉筆も

周が衰え紀元前770年からの春秋戦国期になると各地で多様な金文が出現。

図Ⅰは装飾的な鳥虫(ちょうちゅう)書で、春秋期、南方の「越王勾(鳩)践」と刻まれた剣の銘。

図Ⅱは戦国期北方中山国の懸針篆(けんしんてん)と呼ばれる鋭く精巧な刻字です。

布や竹筒の肉筆も発見され、図Ⅲ・楚(そ)の帛書(はくしょ)にはリズムや簡略化が!

(参考:大阪府立弥生博物館『世界の文字の物語』)

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